[助動詞] Could

Could: 「Can」の過去形と丁寧な頼みごと

Couldは、助動詞canの過去形として、また丁寧な依頼や可能性を表現するために使われる単語です。日本語では「〜できた」「〜かもしれない」「〜していただけますか」といった意味になります。

Could の使い方

1. 過去の能力 (Past Ability): 「〜できた」
   • When I was young, I could run very fast. （私が若かった頃、とても速く走ることができました。）
   • She could swim when she was five. （彼女は5歳のときに泳ぐことができました。）
2. 丁寧な依頼 (Polite Request): 「〜していただけますか」
   • Could you please open the window? （窓を開けていただけますか？）
   • Could you tell me the way to the station? （駅への道を教えていただけますか？）
3. 現在の可能性 (Present Possibility): 「〜かもしれない」
   • It could rain tomorrow. （明日は雨が降るかもしれません。）
   • The car could be in the garage. （車はガレージにあるかもしれません。）

文の作り方

Couldもcanと同様に、主語と動詞の間に置きます。動詞は必ず原形になります。

• 主語 + could + 動詞の原形

否定文: couldの後にnotをつけます。短縮形はcouldn’tです。

• I couldn’t find my keys. （私は鍵を見つけることができませんでした。）
• They couldn’t finish the project on time. （彼らは時間通りにプロジェクトを終えることができませんでした。）

疑問文: 主語とcouldを入れ替えます。

• Could you help me yesterday? （昨日、私を手伝ってくれましたか？）
• Could he speak French? （彼はフランス語を話せましたか？）

Can と Could の使い分け

Canとcouldは、過去の能力を尋ねる場合と、丁寧な依頼をする場合で使い分けます。

• Can you help me? （手伝ってくれる？） → 比較的カジュアルな依頼
• Could you help me? （手伝っていただけますか？） → より丁寧な依頼

このように、couldは過去の話をするときや、相手に失礼のないように丁寧に話したいときにとても役立ちます。ぜひ、canと一緒に練習して、使いこなせるようになりましょう。