May: 許可と可能性を表す丁寧な言葉
Mayは、助動詞canやcouldに似ていますが、主に丁寧な許可や、少し控えめな可能性を表現するために使われます。日本語では「〜してもよい」「〜かもしれない」といった意味になります。
May の使い方
- 丁寧な許可 (Polite Permission): 「〜してもよい」
- You may use my computer. (私のコンピューターを使ってもよろしいですよ。)
- May I come in? (入ってもよろしいでしょうか?)
- 控えめな可能性 (Slight Possibility): 「〜かもしれない」
- It may be cold tonight. (今夜は寒いかもしれません。)
- She may not be at home. (彼女は家にいないかもしれません。)
文の作り方
Mayも、主語と動詞の間に置きます。動詞は必ず原形になります。
- 主語 + may + 動詞の原形
否定文: mayの後にnotをつけます。mayn’tという短縮形もありますが、あまり使われません。
- You may not enter the room. (部屋に入ってはいけません。)
- He may not know the answer. (彼は答えを知らないかもしれません。)
疑問文: 主語とmayを入れ替えます。
- May I ask a question? (質問してもよろしいでしょうか?)
- May I borrow your pen? (ペンをお借りしてもよろしいでしょうか?)
Can と May の使い分け
CanもMayも許可を表しますが、ニュアンスが異なります。
- Can I go to the bathroom? (トイレに行ってもいい?)
- May I go to the bathroom? (お手洗いに行ってもよろしいでしょうか?)
Canは**「能力的に可能か」という意味合いが強く、よりカジュアルな場面で使われます。一方、Mayは「許可を得る」**という意味合いが強く、よりフォーマルで丁寧な場面で使われます。先生や目上の人、知らない人に何かを尋ねるときは、Mayを使うとより丁寧な印象を与えます。
このように、mayは丁寧さをプラスしたいときに役立つ単語です。場面に応じてcanと使い分けてみましょう。

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