[助動詞] May


May: 許可と可能性を表す丁寧な言葉

Mayは、助動詞cancouldに似ていますが、主に丁寧な許可や、少し控えめな可能性を表現するために使われます。日本語では「〜してもよい」「〜かもしれない」といった意味になります。

May の使い方

  1. 丁寧な許可 (Polite Permission): 「〜してもよい」
    • You may use my computer. (私のコンピューターを使ってもよろしいですよ。)
    • May I come in? (入ってもよろしいでしょうか?)
  2. 控えめな可能性 (Slight Possibility): 「〜かもしれない」
    • It may be cold tonight. (今夜は寒いかもしれません。)
    • She may not be at home. (彼女は家にいないかもしれません。)

文の作り方

Mayも、主語と動詞の間に置きます。動詞は必ず原形になります。

  • 主語 + may + 動詞の原形

否定文: mayの後にnotをつけます。mayn’tという短縮形もありますが、あまり使われません。

  • You may not enter the room. (部屋に入ってはいけません。)
  • He may not know the answer. (彼は答えを知らないかもしれません。)

疑問文: 主語とmayを入れ替えます。

  • May I ask a question? (質問してもよろしいでしょうか?)
  • May I borrow your pen? (ペンをお借りしてもよろしいでしょうか?)

Can と May の使い分け

CanMayも許可を表しますが、ニュアンスが異なります。

  • Can I go to the bathroom? (トイレに行ってもいい?)
  • May I go to the bathroom? (お手洗いに行ってもよろしいでしょうか?)

Canは**「能力的に可能か」という意味合いが強く、よりカジュアルな場面で使われます。一方、Mayは「許可を得る」**という意味合いが強く、よりフォーマルで丁寧な場面で使われます。先生や目上の人、知らない人に何かを尋ねるときは、Mayを使うとより丁寧な印象を与えます。

このように、mayは丁寧さをプラスしたいときに役立つ単語です。場面に応じてcanと使い分けてみましょう。

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