Must: 強い義務と確信
Mustは、強い義務や確信を表現するために使われる助動詞です。日本語では「〜しなければならない」「〜に違いない」といった意味になります。
Must の使い方
- 強い義務・必要 (Strong Obligation / Necessity): 「〜しなければならない」
- You must wear a seatbelt. (あなたはシートベルトを着用しなければなりません。)
- I must finish this report by Friday. (私は金曜日までにこのレポートを終えなければなりません。)
- 強い確信・論理的推量 (Strong Certainty / Logical Deduction): 「〜に違いない」
- He hasn’t eaten all day. He must be hungry. (彼は一日中何も食べていない。お腹が空いているに違いありません。)
- She’s wearing a ring. She must be married. (彼女は指輪をしている。結婚しているに違いありません。)
文の作り方
Mustも、主語と動詞の間に置きます。動詞は必ず原形になります。
- 主語 + must + 動詞の原形
否定文: mustの後にnotをつけます。短縮形はmustn’tです。
- You must not smoke here. (ここでタバコを吸ってはいけません。)
- You mustn’t be late for the meeting. (会議に遅れてはいけません。)
疑問文: Mustは疑問文で使われることはあまりありません。have toやneed toを使うのが一般的です。
- Do I have to leave now? (もう出発しなければなりませんか?)
- Do you need to go to the bank? (銀行に行く必要がありますか?)
Must と Have to の使い分け
Mustとhave toはどちらも「〜しなければならない」という意味で使えますが、ニュアンスに違いがあります。
- You must study for the test. (テストのために勉強しなければならない。)→ 話し手自身の強い気持ちや義務感
- You have to study for the test. (テストのために勉強しなければならない。)→ 外部の規則や状況による義務(先生がそう言った、など)
このように、mustは自分の意思や確信を強く表現したいときに便利です。規則やルールを伝えるとき、あるいは何かを強く断定したいときに使ってみましょう。

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