否定文

否定文とは？

否定文（Negative Sentence）は、「〜ではない」「〜しない」のように、
物事を否定する内容の文です。英語では、動詞の種類によって否定文の作り方が異なります。

このページでは、英語の否定文の基本的な作り方を、動詞の種類ごとに学んでいきましょう。

1. be動詞の否定文

be動詞（am, is, are, was, were）を使った文の否定文は、
be動詞の直後に “not” を置くだけで作ることができます。

2. 一般動詞の否定文

一般動詞（play, study, eat など）を使った文の否定文は、“do not” (don’t) または “does not” (doesn’t) を使って作ります。過去形の場合は “did not” (didn’t) を使います。

• 基本的な形: 主語 + do / does / did + not + 動詞の原形 + 〜

ポイント

• 主語が I, You, We, They の場合は don’t を使います。
• 主語が He, She, It (三人称単数) の場合は doesn’t を使います。
• 過去の文の場合は、主語に関わらず didn’t を使います。
• “don’t” “doesn’t” “didn’t” の後ろは、必ず動詞の「原形」になります。

例文

• I like apples. → I don’t like apples.（私はリンゴが好きではありません。）
• She plays soccer. → She doesn’t play soccer.（彼女はサッカーをしません。）
  • “plays” の “s” が消えて、原形 “play” に戻ることに注意
• We studied English. → We didn’t study English.（私たちは英語を勉強しませんでした。）
  • “studied” が原形 “study” に戻ることに注意

3. 助動詞の否定文

助動詞（can, will, must, should など）を使った文の否定文は、
助動詞の直後に “not” を置くだけで作ることができます。

• 基本的な形: 主語 + 助動詞 + not + 動詞の原形 + 〜

ポイント

• 助動詞の後ろの動詞は、もともと「原形」なので、形を変える必要はありません。

例文

• I can swim. → I cannot swim.（私は泳げません。）
  • can not は通常くっつけて cannot と書きます。短縮形は can’t。
• He will come. → He will not come.（彼は来ないでしょう。）
  • will not の短縮形は won’t。
• You should go. → You should not go.（あなたは行くべきではありません。）
  • should not の短縮形は shouldn’t。

否定文のまとめ

動詞の種類	否定文の作り方	例	短縮形
be動詞	be動詞 + not	She is not a student.	isn’t, aren’t など
一般動詞	don’t / doesn’t / didn’t + 動詞の原形	I don’t like cats. He doesn’t play. We didn’t go.	don’t, doesn’t, didn’t
助動詞	助動詞 + not	You cannot swim.	can’t, won’t など

練習問題

以下の文を否定文にしてみましょう。

1. She is happy.
2. They live in New York.
3. I can play the guitar.

答え

1. She isn’t happy. / She is not happy.
2. They don’t live in New York.
3. I cannot play the guitar. / I can’t play the guitar.

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否定文の作り方をマスターすることは、英語の会話やライティングの幅を広げる上で不可欠です。それぞれの動詞のパターンをしっかりと覚えて、自信を持って使いこなしましょう！