接続詞 | とらの学び直し英語

接続詞とは？

接続詞（Conjunction）は、単語と単語、句（フレーズ）と句、文と文を「つなぐ」役割を持つ言葉です。文章の中で、情報と情報の関係性を示す「接着剤」のような役割を果たします。

接続詞を使いこなすことで、短くてシンプルな文を、より長く、複雑で意味のつながりがある文章にすることができます。

接続詞は、大きく分けて2つの種類があります。

同じ文法的役割を持つもの（単語と単語、句と句、文と文など）を対等につなぐ接続詞です。代表的なものは FANBOYS と覚えることができます。

接続詞	意味	例文
For	〜というのも（理由）	I’m hungry, for I haven’t eaten all day. （お腹が空いた、というのも一日中何も食べていないからだ。）
And	〜と、そして（追加）	I like apples and oranges. （私はリンゴとオレンジが好きです。）
Nor	〜もまた〜ない（否定）	He doesn’t like coffee, nor does he like tea. （彼はコーヒーが好きではないし、紅茶もまた好きではない。）
But	しかし（対照）	I want to go, but I’m busy. （行きたい、しかし忙しい。）
Or	〜か、あるいは（選択）	Do you want coffee or tea? （コーヒーか紅茶が欲しいですか？）
Yet	しかしながら、それでも（意外性）	It was raining, yet we went outside. （雨が降っていた、それでも私たちは外へ出た。）
So	だから（結果）	I was tired, so I went to bed. （私は疲れていた、だから寝ました。）

主節（メインの文）に、従属節（従となる文）をつなぎ、時間、理由、条件、譲歩など、様々な関係性を示す接続詞です。従属節は単独では意味をなさず、必ず主節に依存します。

when：〜するとき
- When I arrived, she was sleeping. （私が着いたとき、彼女は寝ていた。）
while：〜している間
- While I was studying, he was playing games. （私が勉強している間、彼はゲームをしていた。）
before：〜する前に
- Wash your hands before you eat. （食べる前に手を洗いなさい。）
after：〜した後に
- I will call you after I finish work. （仕事が終わった後に電話します。）
until/till：〜するまで
- I will wait until you come. （あなたが来るまで待ちます。）
since：〜して以来
- I haven’t seen her since she moved. （彼女が引っ越して以来、会っていない。）

because：〜なので、〜だから
- I’m happy because I passed the exam. （試験に合格したので嬉しい。）
since：〜なので（すでに知られている理由）
- Since it’s raining, we should stay home. （雨が降っているので、家にいるべきだ。）
as：〜なので
- As he was tired, he went to bed early. （疲れていたので、彼は早く寝た。）

if：もし〜ならば
- If it rains, we will stay home. （もし雨が降るならば、私たちは家にいます。）
unless：〜しない限り
- You can’t go out unless you finish your homework. （宿題を終えない限り、外出できません。）

although / though / even though：〜にもかかわらず
- Although it was cold, we went swimming. （寒かったにもかかわらず、私たちは泳ぎに行った。）

種類	主な役割	代表的な接続詞
等位接続詞	対等な単語・句・文をつなぐ	for, and, nor, but, or, yet, so
従属接続詞	主節に従属節をつなぐ (時間、理由、条件など)	when, while, because, if, although など

以下の空欄に適切な接続詞を入れましょう。

答え

接続詞を使いこなすことで、より複雑で論理的な文章を構成できるようになります。様々な例文に触れて、それぞれの接続詞が持つ意味と役割を理解していきましょう。