[助動詞] Shall


Shall: 提案と未来の意思

Shallは、主にイギリス英語で使われる助動詞で、提案未来の意思を表現するために使われます。特に、フォーマルな場面や法律文書などで見られます。日本語では「〜しましょうか」「〜することになっている」といった意味になります。

Shall の使い方

  1. 提案・勧誘 (Suggestion / Offer): 「〜しましょうか?」
    • Shall we go for a walk? (散歩に行きましょうか?)
    • Shall I open the door for you? (ドアを開けましょうか?)
  2. 未来の意思・約束 (Future Intention / Promise): 「〜します」
    • I shall be there by 10 AM. (私は午前10時までにそこにいるでしょう。)
    • You shall have your money back. (あなたはお金を返してもらうことになります。)
  3. 規則・規定 (Rules / Regulations): 「〜しなければならない」
    • The tenant shall pay the rent on the first day of each month. (借主は毎月1日に家賃を支払うものとする。)

文の作り方

Shallも、他の助動詞と同じく、主語と動詞の間に置きます。動詞は必ず原形になります。

  • 主語 + shall + 動詞の原形

否定文: shallの後にnotをつけます。短縮形はshan’tです。

  • I shan’t be late. (私は遅れません。)
  • We shall not fail. (私たちは失敗しません。)

疑問文: 主語とshallを入れ替えます。

  • Shall we begin? (始めましょうか?)
  • Shall I bring a bottle of wine? (ワインを一本持っていきましょうか?)

Shall と Will の使い分け

Shallwillはどちらも未来を表しますが、shallwillよりもフォーマルで、主にIweと一緒に使われることが多いです。

  • I will go to the party. (私はパーティーに行くつもりです。)→ 単純な未来の意思
  • Shall I go to the party? (私がパーティーに行きましょうか?)→ 提案

このように、shallは日常会話ではあまり聞かれませんが、丁寧な提案をしたり、強い意志や規則を示したりする際に役立つ単語です。この機会にぜひ覚えてみましょう。

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