Shall: 提案と未来の意思
Shallは、主にイギリス英語で使われる助動詞で、提案や未来の意思を表現するために使われます。特に、フォーマルな場面や法律文書などで見られます。日本語では「〜しましょうか」「〜することになっている」といった意味になります。
Shall の使い方
- 提案・勧誘 (Suggestion / Offer): 「〜しましょうか?」
- Shall we go for a walk? (散歩に行きましょうか?)
- Shall I open the door for you? (ドアを開けましょうか?)
- 未来の意思・約束 (Future Intention / Promise): 「〜します」
- I shall be there by 10 AM. (私は午前10時までにそこにいるでしょう。)
- You shall have your money back. (あなたはお金を返してもらうことになります。)
- 規則・規定 (Rules / Regulations): 「〜しなければならない」
- The tenant shall pay the rent on the first day of each month. (借主は毎月1日に家賃を支払うものとする。)
文の作り方
Shallも、他の助動詞と同じく、主語と動詞の間に置きます。動詞は必ず原形になります。
- 主語 + shall + 動詞の原形
否定文: shallの後にnotをつけます。短縮形はshan’tです。
- I shan’t be late. (私は遅れません。)
- We shall not fail. (私たちは失敗しません。)
疑問文: 主語とshallを入れ替えます。
- Shall we begin? (始めましょうか?)
- Shall I bring a bottle of wine? (ワインを一本持っていきましょうか?)
Shall と Will の使い分け
Shallとwillはどちらも未来を表しますが、shallはwillよりもフォーマルで、主にIとweと一緒に使われることが多いです。
- I will go to the party. (私はパーティーに行くつもりです。)→ 単純な未来の意思
- Shall I go to the party? (私がパーティーに行きましょうか?)→ 提案
このように、shallは日常会話ではあまり聞かれませんが、丁寧な提案をしたり、強い意志や規則を示したりする際に役立つ単語です。この機会にぜひ覚えてみましょう。

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