現在進行形とは?
現在進行形は、「〜しています」のように、今まさに進行中の動作や、一時的な状態を表すときに使う文法です。
このページでは、現在進行形の基本的な作り方や、使い方のポイントを学んでいきましょう。
現在進行形の作り方
現在進行形は、be動詞(am / is / are)と動詞のing形を組み合わせて作ります。
構文(現在進行形)
主語 + be動詞 + 動詞のing形 + 〜
例文
- I am listening to music.(私は音楽を聞いています。)
- She is reading a book.(彼女は本を読んでいます。)
- We are playing soccer.(私たちはサッカーをしています。)
動詞のing形の作り方
ほとんどの動詞は、最後に “-ing” をつけるだけでOKです。
read→readingplay→playing
いくつかの動詞は、特別なルールで形が変わります。
- 語尾が “e” で終わる動詞:“e” を取って “-ing” をつける。
come→comingwrite→writing
- 短い母音と子音で終わる動詞:最後の子音を重ねて “-ing” をつける。
run→runningswim→swimming
現在進行形の使い方
1. 今まさにしていること
今、この瞬間に行われている動作を表します。
「Now」や「at the moment」といった言葉がよく使われます。
例文
- I am watching TV now. (私は今、テレビを見ています。)
- What are you doing? (今、何をしていますか?)
2. 一時的にしていること
今この瞬間だけでなく、一時的に継続している動作や習慣を表すときにも使います。
例文
- He is studying Japanese this year. (彼は今年は日本語を勉強しています。)
- 今この瞬間だけではなく、「今年の期間」という一時的な継続を表しています。
- They are living in Tokyo for a few months. (彼らは数ヶ月間東京に住んでいます。)
否定文と疑問文の作り方
現在進行形の否定文と疑問文は、be動詞を使った文と同じルールで作ることができます。
- 否定文: be動詞の後に “not” を置く。
- He is not listening to music.(彼は音楽を聞いていません。)
- 疑問文: be動詞を文頭に移動させる。
- Are you listening to music?(あなたは音楽を聞いていますか?)
進行形にできない動詞
感情や状態を表す動詞は、基本的に進行形にはなりません。これらは「状態動詞」と呼ばれます。
- like(好き)→ I like him. (⭕️) / I am liking him. (❌)
- know(知っている)→ I know him. (⭕️) / I am knowing him. (❌)
- love(愛する)
- want(欲しい)
- have(持っている)
- understand(理解する)
練習問題
以下の文を現在進行形に変えましょう。
- 問題
- 答え
- I study English.
- He reads a newspaper.
- I am studying English.
- He is reading a newspaper.