現在形

現在形とは?

現在形(Present Simple Tense)は、「〜します」のように、「今」だけではなく、「いつも」「普段から」そうであることを表すときに使う動詞の形です。

日本語の「〜している」と聞くと現在進行形を思い浮かべがちですが、英語では、普段の習慣や普遍的な事実を表現する際に現在形を使います。

このページでは、現在形の基本的な作り方や、使い方のポイントを学んでいきましょう。

現在形の作り方

現在形は、主語と動詞の原形を組み合わせるのが基本です。ただし、主語が三人称単数の場合、動詞に特別な変化が起こります。

構文(現在形)

主語 + 動詞の原形 + 〜

例文
  • I play tennis. (私はテニスをします。)
  • You speak English. (あなたは英語を話します。)
  • We live in Tokyo. (私たちは東京に住んでいます。)

三人称単数の動詞の変化

主語が He, She, It (三人称単数) の場合、動詞の最後に “-s” をつけます。

構文(現在形 ※三人称単数の動詞の場合)

主語 (He/She/It) + 動詞の原形s + 〜

例文
  • He plays tennis. (彼はテニスをします。)
  • She speaks English. (彼女は英語を話します。)
  • It rains a lot here. (ここは雨がたくさん降ります。)

💡 注意: 動詞の語尾によっては、“-es”“-ies” に変化する場合があります。

  • gogoes
  • watchwatches
  • studystudies

現在形の4つの主要な使い方

現在形は、主に以下の4つの状況で使われます。

1. 習慣や日課を表すとき

普段から習慣的に行っている動作を表します。always, usually, every day などの頻度を表す言葉とよく一緒に使われます。

例文
  • I wake up at 7 a.m. every day. (私は毎日、午前7時に起きます。)
  • He usually eats breakfast at home. (彼はたいてい家で朝食を食べます。)
  • We go to the gym on weekends. (私たちは週末にジムへ行きます。)

2. 普遍的な事実や科学的事実を表すとき

いつ、誰が言っても変わらない事実や真理を表します。

例文
  • The sun rises in the east. (太陽は東から昇ります。)
  • Water freezes at 0 degrees Celsius. (水は摂氏0度で凍ります。)

3. 変わらない状態や現在の状況を表すとき

現在の場所、感情、所有、能力など、比較的変わらない状態を表します。

例文
  • I live in Japan. (私は日本に住んでいます。)
  • She loves her family. (彼女は家族を愛しています。)
  • He has a big house. (彼は大きな家を持っています。)

4. 予定や時刻表を表すとき

未来のことでも、時刻表やスケジュールなど、すでに決まっている予定を表すときには現在形を使います。

例文
  • The train leaves at 8 o’clock. (その電車は8時に出発します。)
  • The movie starts at 7 p.m. (その映画は午後7時に始まります。)

練習問題

以下の文の空欄に、カッコ内の動詞を適切な現在形にして入れましょう。

  • 問題
  • 答え
  1. He often ____ (read) books.
  2. I ____ (walk) to school every morning.
  3. The class ____ (start) at 9 a.m.
  1. reads (主語が He なので、動詞に -s がつく)
  2. walk (主語が I なので、動詞は原形)
  3. starts (主語が The class なので、動詞に -s がつく)

現在形は、英語の文章の基礎となる非常に重要な文法です。習慣や事実、状態など、さまざまな「いつも」を表すときに現在形を使いこなせるように練習していきましょう!

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